猫の爪切りが簡単にできる方法とタイプ別爪切りの選び方

猫の爪は、木に登ったり、獲物を捕ったりするのになくてはならない武器であり道具です。しかし、家猫にとっては無用の長物、むしろトラブルの元になったりします。

猫の爪の管理は飼い主さんの責任ですが、爪を切ろうとしても嫌がって切らせない猫も多く、お互いにストレスになってしまうこともあります。猫の爪切りが簡単にできる方法をご紹介するとともに、爪切り道具の種類や特徴などもご紹介していきます。

猫の爪切りはなぜ必要?

猫の習性として「爪とぎ」はよくやっています。爪とぎだけやっておけば、爪切りは必要ないのではと考えてしまいます。

しかし、そもそも爪とぎは先端の爪を鋭くするためのもので、爪切りはその鋭くなった部分を切り落として、室内で猫が生活しやすくするものです。猫の爪切りを怠っているといろいろなトラブルが発生します。

△ 猫自身を傷つけてしまう
室内だけでなく外でも生活している猫の場合は、木に登ったり高いところにジャンプしたり、狩りをしたり、ときにはテリトリーを争ってケンカをするかもしれません。そんなとき猫の爪はとても重要な役割をします。

しかし、家猫として室内で飼われている場合はほとんどそういった場に遭遇することはありませんから、爪を擦り減らすこともありません。そのため、放置しておくと爪が巻き爪状態になって肉球に突き刺さってしまうこともあります。

さらに、伸びた鋭利な爪で体をかきむしってしまうと、そこから細菌が入って毛が抜けたり、皮膚病になってしまったりする危険性があります。

多頭飼いしている場合でも、もし猫同士がケンカになって猫パンチで相手を攻撃したとき、爪が伸びていると猫の爪にある細菌によって化膿してしまう可能性もあります

△ 人を傷つけてしまう
猫は、攻撃するつもりはなくてもじゃれたり、猫パンチをしたりします。その仕草がまたかわいくて、ちょっかいを出すと猫が興奮して爪を出すこともあります。手の甲や腕に無数のひっかき傷を作ってしまう飼い主さんも珍しくありません。

このように、猫とのスキンシップを取るうえで猫の爪が伸びていると思わぬケガをすることがあります。猫の爪にはバイ菌も付いているので、化膿してしまう危険性もあります。

△ 家具などを傷つけてしまう
猫の爪が鋭くなっていると、家具や壁、柱などで爪をとごうとします。それを防ぐために専用の爪とぎ台などを用意しておいてもそれらを必ず使ってくれるとは限りません。

また、爪が伸びているとカーテンやカーペットに爪が引っ掛かって猫がパニックを起こし、爪が折れてしまうという事故も多くあります。

大切な家具や家の壁、カーテンなどを守るためにも、事故を防ぐためにも猫の爪はこまめに切ってあげることが大切です。

自宅で猫の爪を切る頻度とタイミング

自宅で猫の爪を切る場合、どれくらいの頻度で切れば猫も人も快適に生活できるのでしょう。

一番の目安は猫とじゃれていて「爪が痛い」と感じるときです。慣れてくると、「そろそろ切った方がいいかな」というタイミングがわかってきます。

猫も、新陳代謝が活発な子猫のときは爪が伸びるのが早く、だいたい1週間から10日に1回ほど爪を切ります。成猫では、2~3週間に1回、老猫なら1ヶ月に1回ほどの爪のお手入れで大丈夫です。

また、よく爪とぎをする猫や外で遊ぶ猫は爪切りのスパンも長くなります。

基本的な猫の爪の切り方

猫は基本的に爪切りは苦手としています。猫が機嫌がよさそうなときやリラックスしているときを狙って、爪切りに挑戦してみましょう。

優しく押し出して爪を切る

猫の指先を上下から押すことで格納されている爪が飛び出してきます。

猫の爪切りに慣れていない人は、緊張してしまって肉球の部分にギュッと力を入れてしまう傾向があります。猫は特に指先が敏感な動物ですから、力を入れられると痛いと感じて嫌がります。

実際に、猫の爪を切る前に爪をよく観察してみてください。猫の爪にはピンク色になっている「クイック」という場所があります。そこは血管や神経が通っているので、誤って切ってしまうと血や痛みが出たりします。

猫も人間と同じように、深爪などで痛い思いをすると次からは爪切りを嫌がるようになります。初心者の場合は、深爪をしないように気を付けてこまめに爪を切るようにしましょう。

手早く時間をかけない

猫は、しつこくされたり同じ体勢でじっとしていたりすることを嫌います。そのため、機嫌のいいところを見計らって、手早く短時間で爪を切ることが大切です。

爪切り初心者の場合はどうしても爪を切るのに時間がかかってしまいますから、一度に前部の爪を切ろうと思わないことです。爪を切っている途中で猫がぐずりだしたら、無理をせず「今日は片方」「明日もう片方」という具合に悠長に構えましょう。

嫌がったらすぐにやめる

人間も同じですが、嫌な経験や怖い経験をすると「もう二度とイヤだ!」という思いや感覚が記憶に残ります。猫も、爪切りに際して無理に押さえつけられたり、自由を奪われたりして嫌な思いが残ると次からは暴れん坊になってしまいます。

猫の爪切りは習慣にしなければ意味がありません。人間にとっても猫にとってもストレスのない爪切りにするには、嫌がったらすぐにやめるということを原則にすることです。

ごほうびを上げる

食いしん坊の猫には、おやつをあげながら爪を切るとスムーズにできます。ひとりが猫を抱っこして「ちゅーる」などをペロペロさせます。

このときのコツは、できるだけ少しずつ出すこと。猫がおやつに夢中になっている間に手早く爪を切ってしまいます。

この方法は、「爪を切るときには美味しいおやつがもらえる」という猫にとっては良い経験となってインプットされるので、爪切りを慣らしていくのに効果的ですよ。


猫の爪切りはどれを選ぶ?タイプ別特徴とおすすめ

猫の爪切りといってもタイプはさまざまで、大きく分けると4タイプあります。猫の爪の状態や、爪切りを嫌がるか嫌がらないかなどによって選ぶといいでしょう。

また、人間用の平べったい爪切りでも代用できないことはありませんが、加わる力の方向が違っているので猫の爪が割れてしまうこともあります。できるだけ猫専用の爪切りを使うようにしましょう。

ギロチンタイプの特徴とおすすめ

ちょっとおぞましい感じがしますが、その名の通り、切り口がギロンチンのように丸い穴になっています。ハサミよりも刃がまっすぐ爪に向かうため、均等に硬い爪でも力を入れずに簡単に切ることができます。

爪が硬くなった成猫や老猫にピッタリな爪切りです。獣医さんやペットショップのトリマーさんもよく使うタイプです。

ただし、穴の中に爪を入れなければならないので、ハサミに比べると最初は切りにくくて、時間がかかるかもしれません。

<おすすめ>

【WeinaBingo ネイルトリマー ZAN ギロチンタイプ】

参考価格:998円 (税込)

爪を切るときの音の小ささで猫が嫌がりにくいというのが特徴です。また、切った爪も飛び散りにくいというのも高評価。それでいて、1,000円以下で購入できるというのはとてもお買い得商品です。

グリップが安定しており切りやすいのが特徴ですが、若干バネの力が強いので握力の弱い女性にとっては手が疲れてしまうかもしれません。

URL:https://www.amazon.co.jp/dp/B075R9BGW2?tag=mybest_presses_2494-22

【君のベイマックス ステンレス製ネイルトリマー ギロチンタイプ】

参考価格:1,250円 (税込)

爪切りを嫌がる猫は、爪を切るときの音や衝撃にびっくりしてしまうことが多いものです。この爪切りは爪を切った時の音が静かで、さらに衝撃が少ないので爪切りを嫌がる猫におすすめです。

URL:https://www.amazon.co.jp/dp/B01LC4GJAM?tag=mybest_presses_2494-22

ハサミ(ニッパー)タイプの特徴とおすすめ

ハサミ(ニッパー)タイプの特徴は、子猫や成猫まで幅広く対応できるということです。普段使いなれていることもあり、ギロチンタイプが苦手だという人におすすめです。

ただし、爪の細い場合には使い勝手がいいものの、老猫になって爪とぎを億劫がる場合は、爪の角質層が分厚くなっている場合があります。そうなると、かなり力を入れないと切れないことがあり爪が割れてしまうこともあります。

<おすすめ>

【ドギーマン ナチュラルスタイル 猫用爪切り】

参考価格:319円 (税込)

とてもコスパのいいハサミタイプの猫の爪切りです。ハンドル部分のフックに指をかけることでグリップが安定しますから、猫の爪が切りやすくなり失敗もなくなります。

性能もごく平均的ですが、値段のことを考えると特にこだわりがなければこの爪きりで十分です。

URL:https://www.amazon.co.jp/dp/B0043AV3HC?tag=mybest_presses_2494-22

【ペティオ necoco カーブつめ切り ストッパー付】

参考価格:716円 (税込)

深爪防止用のストッパーが付いているので、爪を切りすぎて血が出たり猫が痛かったりする心配がありません。子猫や若い猫の細い爪なら、力を入れずに簡単に切ることができます。

指を入れる部分が少し狭くなっているので、女性向き商品かもしれません。

URL:
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9A%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AA-Petio-%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%96%E3%81%A4%E3%82%81%E5%88%87%E3%82%8A-%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%91%E3%83%BC%E4%BB%98-%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88%E7%94%A8/dp/B06XKYY7C2?SubscriptionId=AKIAJODFNMFOMBAEA4PA&tag=nyankomi-22&linkCode=xm2&camp=2025&creative=165953&creativeASIN=B06XKYY7C2

ピコックタイプの特徴とおすすめ

ピコックタイプとはギロチンタイプの仲間ですが、違いは刃が鳥の口のようになっており、穴に通す必要がありません。

ハサミ(ニッパー)タイプのように簡単に爪を刃に当てることができます。そして、ギロチンタイプのように均一に力を加えることができるので爪割れが少なくなります。巻き爪になってしまったとときでも簡単に切ることができますよ。

ハサミ(ニッパー)タイプとギロチンタイプの良いところをそれぞれ兼ね備えた構造です。

<おすすめ>

【廣田工具製作所 ペット用つめきり [ZAN] ピコックタイプ】

参考価格:2,400円 (税込)

使いやすく、仕上がりも抜群のピコックタイプの爪切りです。手にしっくりとくるグリップは安定感がありバネも強すぎないので、握力の弱い女性でも楽に爪を切ることができます。爪切り自体の重さも軽量なので長時間使っても疲れません。ペットショップのトリマーさんに人気NO1の爪切りです。

猫が巻き爪になってしまったときにも使えるので若干お値段は高くなりますが、長く使えると思えば結局は安い買い物と言えるのではないでしょうか。

URL:https://www.amazon.co.jp/dp/B00AZD88FQ?tag=mybest_presses_2494-22

電動ヤスリタイプの特徴とおすすめ

比較的、爪切りを嫌がらない猫なら電動ヤスリタイプもおすすめです。電動ヤスリタイプの特徴は、爪が飛び散らず仕上がりもとてもきれいになるという点です。爪を少しずつ削っていくため、間違えて深爪してしまうという危険性もありません。

ただし、電動ヤスリタイプは「音」と「振動」が苦手な猫が多いようです。購入するときにはできるだけ静かなものを選び、いきなり使うのではなく猫に音と振動に慣れてもらう必要があるかもしれません。

<おすすめ>

【メルランド (Merland) 電動爪やすり USB充電式】

参考価格:1,980円 (税込)

さまざまな電動ヤスリタイプのなかでも最も静かで振動の衝撃が少ない商品です。そのため、猫が嫌がらずに爪の手入れをさせてくれます。爪の飛び散りにくさや仕上がりの美しさも群を抜いています。

軽くて持ちやすく、さらに振動による手の疲れも非常に少ないという点で飼い主さんにも優しい爪切りと言えそうです。

URL:https://www.amazon.co.jp/dp/B07BWFZVSY?tag=mybest_presses_2494-22

大暴れ!爪切りを嫌がるときの2つのテクニック

猫の爪切りで飼い主さんが最も困っているのが嫌がる猫の対処法です。爪切りのたびに猫との格闘でときには引っ掛かれて流血するなど、お互いにストレスになってしまいます。

そんなとき、安全にかつスムーズに爪切りできるテクニックをご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

1,洗濯ネットに入れる

猫は全身を包んであげると動きを止める習性があります。大きなバスタオルで包んであげながら爪を切ると比較的暴れずに済みます。しかし、一人で猫の爪を切るとなるとちょっと大変かもしれません。

その場合は洗濯ネットを活用しましょう。100円ショップでも気軽に購入できるので、やや大きめのサイズを選びます。ネットのチャックを少し開けて足を取り出して爪を切れば引っ掛かれる心配もありません。

2,猫の首の後ろ(うなじ)をつかむ

母猫が子猫を運ぶとき、必ず首の後ろやうなじ部分を咥えます。このとき子猫は体を丸くしてじっとして動きません。これは、移動に際して自分が暴れると母猫の労力が増えること、そして何よりも落下する恐れがあるからです。

この子猫のときの習性が大人になっても残っています。成猫でも首の後ろをつかむと「受身的になる」「背中が丸まる」「しっぽを後足の間に挟む」といった反応を見せるのです。

この反応をうまく利用すると、暴れる猫の行動を制限して苦痛を与えずにおとなしく爪切りができるようになります。首の後ろをつまんでも、猫は苦痛には感じないそうなので安心してくださいね。

人も猫も快適に過ごすために、爪切りは大切

室内で飼っている猫は爪の摩耗がほとんどないので、爪きりは大切なお手入れになります。爪切りは、猫にとっても人にとってもケガや思わぬ事故を防ぐ役割があります。

そして、なによりも気兼ねなく愛猫とのスキンシップを楽しめることです。爪を切りたての愛猫のモフモフの手足、そして肉球を存分に味わってみましょう。

関連記事

  1. 猫がご飯を吐く原因と正しい対処法

  2. 【厳選】おすすめのキャットフード保存容器!美味しさ長持ち良いこと尽くし♩

  3. 初めて猫を飼う人へ!正しい飼い方、しつけ方

  4. 猫の年齢早見表!人間の年齢に換算すると?年齢ごとの特徴やケア

  5. 猫にとっての有害物質!危険な食べ物や植物とは

  6. 猫にケージは必要?メリット、デメリットとおすすめ5選!

  1. アレルギー対応キャットフード !おすすめ5選

  2. 【グレインフリー】穀物不使用の人気キャットフードとその効果とは?

  3. ねこはぐキャットフードの成分や口コミ、評判を調査!

  4. 安全なオーガニックキャットフードランキング!正しい選び方とは?

  5. 見た目も可愛い♩ロニーキャットフードの安全性や口コミ、評判は?

  6. 【歯磨きは必須】正しい知識で飼い猫の歯を守ろう!

  7. 猫の目やにの原因は!?対処法や改善方法をご紹介

  8. 猫の冬の寒さ対策!簡単にできる方法やおすすめグッズ4選

  9. ジャガーキャットフードの評判は?口コミや安全性を調査!

  10. 話題のモグニャンキャットフード !口コミ、評判を調査!!

管理者

はじめまして。
猫好きアラサー女子、めぐです♩
生まれた時から猫ちゃんに囲まれて過ごしてきた私は、今までにたくさんの出会いと別れを経験してきました。

大切な命であり、家族である猫ちゃんことをもっと知りたい!そして、自身が学んだことを一人でも多くの方にお伝えしたい!!「ネコの隠れ家」にはそんな想いが詰まっています。

ここを訪れれば猫ちゃんのことが何でもわかる、そんな居場所になれればと思いアクセル全開で取り組んでいますので、どうぞよろしくお願いいたします(^ ^)