猫トイレ~ライフスタイルに合った選び方~


猫を初めてお迎えする人は、ご飯や寝床、トイレなどの準備に取り掛かっていると思います。
猫との付き合いは一生もの。そういう気持ちで取り組んでいることでしょう。

共に長く過ごすなら、飼い主さんのライフスタイルに合わせて猫と人生を楽しんでみてはいかがでしょうか。実はこれが猫問関係を作れる最大の秘訣なんですよ。


そこで今回は猫の生活で重要な猫トイレをご提案していきたいと思います。猫を迎えて10種類以上のトイレを試した筆者の観点からお伝えしていますので、ぜひ参考になれば幸いです。

トイレを選ぶ基準

まず、猫は思いのほかトイレに気を遣う生き物だということを覚えておきましょう。気に入らないと粗相をすることもあります。

飼い主が一番避けたいことは粗相ですね。猫が気に入ってくれるもので、なおかつお金で重荷にならないようなトイレが必要になってきます。

トイレ砂一つでも豊富に種類があり、ネットでは、「シリカゲルがいい」「鉱物のほうが自然だ」など様々な意見が飛び交っています。しかし、猫を初めて迎える飼い主さんは、正直混乱してしまうことでしょう。

そういう意見は、猫と「暮らし始めた後」でしかわからないことなので、まずは自分に続けられそうなものを購入してみましょう。

時間が大切!とにかく掃除を楽に短くしたい!

<システムトイレ+抗菌チップ+純正シート>

こんな飼い主さんにおすすめ!

・手間はかけたくない
・質が良ければ高くてもいい
・臭いのは困る
・掃除好きじゃない度 80%

掃除に時間をとりたくない場合におすすめです。手間がほとんどかかりません。

すのこのようなものが中段にあり、そこにチップかサンドを敷き詰めて使います。チップ、サンドとは、猫砂のように似せて作られたもので、おしっこを吸収することなく、すのこを通過してシートの上に落としてくれます。

シートも強力な脱臭効果で締め切った部屋でも臭わないと謳っています。

・実際に使った感想
旅行で2泊3日家を空けました。帰宅後、玄関を開けるとまったく臭いません。旅行など家を空けてしまうときにこの組み合わせは最強でした。

・メリット
強力なにおいのおしっこから解放されます。一匹の場合、約一週間替えなくても平気なので大変便利です。その時間を愛猫と過ごすこともできますし、匂いに敏感な方にもおすすめのものです。

ただ、安い非純正品も出ています。それを買ってしまうと一週間取り換えいらずにはならないのでご注意ください。

・デメリット
値が張ります。純正品で質がいいのはもちろんですが、ランニングコストの面で続けることが可能か一年分で計算をしてみましょう。だいたい年間で計算すれば、まとめがいで少しでも安く買おうと先を考えて行動できます。

デメリットのもう一つは、ウンチの処理です。システムトイレ用のチップはトイレに流せません。しかし、可燃ごみとして2~3日置いておくと異臭で耐えられないほどです。夏場は普通のポリ袋を三重にしても3時間経つと臭ってきました。

ウンチについたチップを一つずつ取って、トイレに流すという人もいますが逆に大変な作業になってしまいます。そこで、ウンチが臭わない特殊加工された袋が必須になります。これは生ごみにも使える優れものです。

これに入れたら5日間まったく無臭です。周囲に困っている人がいたらお裾分けしたいくらい感動した袋です。

・平均価格

価格は一般的な平均です。まとめ買いやセールで安くなる場合もあります。

システムトイレ本体:1500円
チップ・サンド:1カ月900円
おしっこシート:1カ月500円
ウンチが臭わない袋:1カ月3円(1日1回使用。200枚入1500円を割って計算)

毎月のランニングコストは約1403円と計算できます。

手間はかけたくないけど、コストも抑えたい!

<システムトイレ+燃焼ペレット+トイレシート>

こんな飼い主さんにおすすめ!

・手間は少しがいい
・できればトイレ代を抑えたい
・臭いのは困る
・掃除好きじゃない度 50%

おしっこを下のシートに落としてくれるシステムトイレに、燃焼ペレットというチップを使う組み合わせ技です。公式にはなかなか出てこない使用方法ですが、猫飼いさんたちに人気があります。

燃焼ペレットとは、木質でできた燃焼のことです。本来は暖房器具に使われ、燃焼効率の良さや二酸化炭素がでないためクリーンなエネルギーとして知られています。

しかし、弱点があります。それは水分です。木質ペレットは水分がかかるとサラサラの粉上に分解してしまいます。つまり、猫のおしっこがかかるとサラサラになってすのこの間に落ちていくのです。まさに性質を逆手にとった方法と言えます。

・実際に使った感想
猫が一番喜んだ組み合わせです。チップが安いのでふんだんに入れてあげたら、大喜びで砂堀りをしていました。野生の血が騒いだのでしょうか。

シートにばらばらになったチップが落ち、それが臭いを抑えていることにも感動しました。

・メリット
おしっこを一回ごとにスコップでとらなくていいこと。ペレットは大量で安価なため、惜しみなく使えます。猫は排泄後に砂を掻いて匂いを消すため沢山のチップに喜びます。

また、木質ペレットにはパインサンドやヒノキのチップなど自然のいい香りがするものが多いです。ウンチをしても周りのチップごとトイレに流せるので衛生的に感じました。

・デメリット
健康診断でおしっこが取れません。比較的コスパが良い方法ですが、獣医さんにおしっこを持ってきてほしいといわれたときに困ってすぐに臨時のトイレチップを購入して対応しました。

一年に一回あるかないかのことですが、頭の隅に置いておいてほしいと思います。病院での採尿は、膀胱を押して排尿させるのでできるなら自然に出させてあげたいですね。

トイレのすのこに目詰まりすることがあります。定期的にすのこの観察が必要です。

他には、燃焼ペレットが重いことです。最近は10キロ包装も出ていますが初めのころは30キロ近くある袋がドンっと玄関に置いてありました。コスパを抑えると頑張るところもでてくるんですね。シートにチップがたまるので、取り換えやすくて安いものがお勧めです。

・平均価格

価格は一般的な平均です。まとめ買いやセールで安くなる場合もあります。

システムトイレ本体:1500円
チップ・サンド:1カ月422円
おしっこシート:1カ月500円(2~3日に一回取り換えるため少し高くなります)

毎月のランニングコストは約922円と計算できます。

猫の様子を見ながらゆっくり決めたい!

<箱型の猫トイレ+猫砂>

こんな飼い主さんにおすすめ!

・こまめな人
・できればトイレ代を抑えたい
・臭いのは困る
・掃除好きじゃない度 20%

誰もが1度は見たことがある王道の猫トイレです。 臨時に保護した猫などは、段ボールに猫砂を入れて簡易トイレを作ることもあります。

四角いタイプのすのこのない猫トイレは、1000円前後とお手軽な値段で購入することができます。 時間がある程度融通できて、迎えた猫の様子を見ながら決めたい人にお勧めの方法です。

子猫用から成猫用までたくさんのタイプのトイレがあり、形も色も豊富です。自分の好きなカラーを選択する楽しみもあります。 子猫には段差のないものを選んであげましょう。

・使ってみた感想

最初に使ったトイレがこのタイプでした。 このタイプに合う砂は、ほとんどがトイレに流すことができたのでゴミの日まで家に置いておくこともなくすぐ流していました。

しかし家庭用トイレには、1日1回が限度だと調べて分かったので、おしっこは可燃ごみに出すことにしました。 かなり安いのでざくざく補充できるのが1番よかったです。

・メリット
主流の商品のためたくさんの種類の猫砂があります。柔らかい紙で作られた砂、おからでできたもの、木製の猫砂など飼い主さんの使ってみたい!と言う好奇心が刺激されるものが多いのが魅力的ですね。

緑茶成分のポリフェノールで消臭効果を提案していて、使いやすく捨てやすいと言うのが最大のメリットです。

おしっこの色がわかりやすく、猫の健康状態を図るのにも適しています。 おしっこシートがいらない分、毎月のトイレ費用が格段に安くなります。

・デメリット
やはり片付けの手間でしょうか。 排泄を見かけるたび取り除いて行かないと、臭いに悩まされます。おしっこは、固まっているとはいえそのまま残るので、発見したらすぐに捨てることが重要です。

また、軽い素材が多いため猫がトイレから出る時砂が飛び散ることが多いです。 すぐに片付けられる掃除道具は必須といったところです。

・平均価格

価格は一般的な平均です。まとめ買いやセールで安くなる場合もあります。

システムトイレ本体:1000円
チップ・サンド:1カ月500円

毎月のランニングコストは約500円と計算できます。

高くても、全自動にまかせたい!

<全自動トイレ+鉱物系の砂>

こんな飼い主さんにおすすめ!

・多忙な人
・複数飼う予定の人
・お金は惜しまない!
・掃除好きじゃない度 99%

おしっこも、ウンチもすべて機械のシステムによって処理してくれる最強のトイレです。猫の出入りを感知して、掃除(排泄物の振り分け)を行います。

全自動というくらいですから、人がやることはコンテナに袋の設置とそれを捨てること、砂を足してあげることくらいです。手間がかからない最先端のものですね。

主流の製作企業はアメリカで、1998年から自動ペット製品に力を入れています。ただ、手間がかからないといって闇雲に進めるわけではありません。アメリカ製という事を念頭においてくださいね。アメリカの一戸建は平均70坪、日本の一戸建ては平均37坪と倍近く延床面積に差があります。

・メリット
使用者の感想では、手間が本当にかからず劇的に生活が変わった人が多いようです。少し臭いがある時は消臭剤を置くなど、の工夫で利便性がぐっと良くなっています。なぜあれほど、毎日排泄物をすくって処理していたんだろう、と感動した声も多いです。

トレーに大きな袋を設置したら、後は約2週間に一度の交換で済みます。砂が減ってきたなっと思ったら、トイレの中にさっと足すだけです。ストレスが少ないトイレです。2キロ以上の猫しかセンサーが反応しないものもあり、幼猫~成猫にお勧めです。

保証期間も約半年から一年あるので安心です。

・デメリット
全自動トイレにはそれぞれ推奨されている砂があります。小さな粒のものや丸い消臭効果のある粒などです。推奨されているものは機械で処理するときに欠かせません。砂の代替えはなかなか難しいでしょう。これが結構高価で、猫砂の中でも高い部類になっています。

また、機械なので感知しない・正常に動かないなどエラーが起こることがあります。もちろん保証してもらえますが、代替機の手配や壊れたトイレの配送などもしなければなりません。大きさがドラム式洗濯機くらいあるもののが主流なので、一般的な猫トイレの返品のようにはいかないでしょう。

少しですが機械音がするため、音に敏感な子は注意が必要です。日々改良されているので、少し待ってみて購入してもいいかもしれません。

・平均価格

価格は一般的な平均です。まとめ買いやセールで安くなる場合もあります。

全自動トイレ本体(小さめ):20000~35000円
全自動トイレ本体(小さめ):70000~100000円
チップ・サンド:1カ月約1000円
電気代:1カ月約300円

毎月のランニングコストは約1300円と計算できます。

トイレ購入後のプチ知識!

【トイレ中に目を合わせない】
家で飼うことになったとはいえ猫には野生の本能がしっかりと残っています。猫にとってトイレ中はドキドキしているのです。ドキドキと言うのは嬉しいわけではなく、無防備な状態の時に他の者に襲われないかと言う恐怖心の方です。

また、猫にとって目を合わせると言う行為は敵意があるなど良い意味ではありません。

つまりトイレ中に目を合わせてしまうと、無防備な状態の時に喧嘩を売られている状態といっても過言ではありません。人間でも慌ててしまいますよね。目があったらさっと逸してあげましょう。

【1日の排泄回数は?】
子猫はうんちが1~3回、おしっこが2~3回です。成猫になるとうんちは1日1回で、おしっこは2~4回になります。

我が家の3歳のオスは、うんちが1回、おしっこが3回です。大体このサイクルはぶれていません。

【トイレは何個必要でどこに設置すればいいの?】
全自動トイレなら1つで充分ですが、その他は猫+ 1つというのが定番のようです。

しかし、トイレをまめに見ることができる環境なら1個でも十分に対応することができます。場所は、暑すぎたり寒すぎたりするところは避けた方が良いです。寒暖差がストレスになってトイレに行く回数が減ってしまう可能性があります。

できるなら部屋の隅のほうの少し暗いところに置いてあげましょう、安心感が増すみたいですよ。

【臭いは抑えられる!】
最近は排泄物の匂いを抑えるキャットフードが多く出ています。効果があると実感しています。

以前、風に流れて野良猫の排泄物を嗅いでしまったことがあるのですが、臭いを抑えるご飯を食べている猫と10倍近く差を感じました。ウェットフードなど液状のご飯やおやつも大人気ですが、乾燥したご飯に比べて匂いは少し強くなるようです。

【排せつ物で健康チェック】
おしっこの排泄回数が少なかったり、おしっこの色がおかしかったりしたらすぐ病院に相談しましょう。

猫が病気などで膀胱が痛くても大きな声で鳴いたりせず普段通りに振る舞うことがあります。飼い主がおしっこの色などを確認して健康チェックをしてあげる必要があります。

おわりに

ランニングコストの目安はいかがでしたでしょうか。猫と住めば、だんだんとその子の好きなトイレ・砂など個性がわかってきます。それも楽しみですね。

疲れて帰ってきて猫にご飯をあげてただただ癒されたい、掃除もしたいけど気力がない、本当に忙しい現代ではよくわかります。

実は掃除が苦手な人、周りにいっぱいいます。だから、自分に合った方法で無理をせずに選んでいけばいいんです。掃除に対して辛口の意見があるかもしれません。でも、誰でもない自分と猫との二人の関係なんです。ですから、自分に自信を持って猫との生活をぜひ楽しんでくださいね。

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管理者

はじめまして。
猫好きアラサー女子、めぐです♩
生まれた時から猫ちゃんに囲まれて過ごしてきた私は、今までにたくさんの出会いと別れを経験してきました。

大切な命であり、家族である猫ちゃんことをもっと知りたい!そして、自身が学んだことを一人でも多くの方にお伝えしたい!!「ネコの隠れ家」にはそんな想いが詰まっています。

ここを訪れれば猫ちゃんのことが何でもわかる、そんな居場所になれればと思いアクセル全開で取り組んでいますので、どうぞよろしくお願いいたします(^ ^)