【獣医師おすすめ】避妊後の猫ちゃんに適したキャットフード

避妊手術をすると、太りやすくなるといった変化が起こるとよく耳にしますよね。そして、実際に避妊手術後の体重管理に苦戦している方も多いのではないでしょうか。

そこでここでは避妊手術後の変化に対応できるおすすめのキャットフードの選び方やその与え方などについて、わかりやすくご紹介していきたいと思います。

猫の避妊手術後に起きやすい変化とは?

避妊手術をすると体にどんな変化が起こるのか、意外と知らない方もいらっしゃるのではないかと思います。

そこでここでは避妊手術後によく起こる体の変化のうち、特に知っておくべき2つの変化について見ていきましょう。

太りやすくなる

避妊手術をすると太りやすくなる、ということを知っている人は多いと思いますが、ではなぜ太りやすくなるのかご存知でしょうか。

猫は本来、パートナーを探しまわったり、大きな声で鳴いたりして生殖に多くのエネルギーを使います。避妊手術は卵巣や子宮を摘出する手術なので、その生殖機能がなくなってしまうことに。

そのため、生殖に使われるはずだった多くのエネルギーが消費されなくなり、さらに睡眠時間も増えることから太りやすくなってしまうという仕組みなのです。

また、避妊手術をすることでホルモンバランスが崩れ、太りやすくなるともいわれています。

おしっこのトラブル


避妊手術をすると、子宮蓄膿症や乳腺腫瘍といった病気を予防できるようになる一方で、おしっこのトラブルがみられることがあります。

実は避妊手術後、11~20%くらいの猫ちゃんに尿失禁(いわゆる尿漏れ)がみられるといわれているのです。

原因ははっきりとわかっていないものの、避妊手術をすることでホルモンバランスが崩れ、おしっこに関係する筋肉が緩むことで尿失禁が起こると考えられています。

この尿失禁の治療方法はあるものの、お薬が効かないこともあるため、避妊手術をする際はかかりつけの獣医さんにあらかじめ相談をしてみるとよいかもしれませんね。

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避妊後のキャットフード選びに大切なこと

避妊後に起こるさまざまな体の変化について、みなさんは何か対応や対策をしていますか?

実は今までどおりの生活をしてしまうとみるみるうちに太ってしまい、それが原因で病気を引き起こしてしまうことがあります。

そのため、避妊後の変化に対応するためのおすすめのキャットフードの選び方をご紹介していきたいと思います。

重要視すべき成分

避妊後のキャットフード選びで注目すべきは、「低カロリー」「高タンパク質」「尿路ケア」です。


まず「低カロリー」ですが、先ほどご紹介したとおり避妊手術後は太りやすくなります。病気を予防するという意味でも、体重をコントロールしていくことがとても重要なのです。

そのため体重や年齢にもよりますが、100gあたりのカロリーが350〜360kcalのキャットフードを目安に選ぶようにしましょう。

DHAやEPAが豊富に含まれている魚やターキーなどを使ったキャットフードは、比較的カロリーが抑えられているためおすすめですよ♪

次に「高タンパク質」ですが、猫ちゃんも人間と同様筋肉量が増えれば基礎代謝が上がり、ダイエットに一役かうことができます。

タンパク質は筋肉を作る基本となる成分ですので、タンパク質が豊富に含まれたキャットフードを選ぶようにしましょう。

猫ちゃんに必要な1日あたりのタンパク質の量は、体重1kgあたり3〜5gと言われています。穀物が多く含まれているキャットフードは低タンパク質のものが多いため、注意してくださいね。

最後に「尿路ケア」です。こちらも先ほど尿失禁が起こりやすくなるとご紹介しましたが、それに加え、避妊手術後に太ってしまうとおしっこのトラブルが起こりやすくなると言われています。

そのため、おしっこの通り道にできてしまう尿路結石を作る元となるマグネシウムやリン、カルシウムといったミネラルが少ないキャットフードを選ぶようにしましょう。

また、クランベリーやオメガ-3脂肪酸という成分は、おしっこのトラブルを予防する効果があるため、これらが入ったキャットフードもおすすめですよ!

避妊用キャットフードはこれらをすべて満たしているものも多く、成分を一つひとつ見るのが苦手という方は、パッケージに「避妊用」と書いてあるものを選んでみるのも一つの手ですよ。

※ 子猫の場合
避妊手術は一般的に生後6カ月頃からできるようになりますので、避妊手術をする頃はまだ子猫の場合があります。

一般的に1歳頃から成猫用のキャットフードに切り替えるため、0歳のうちにキャットフードを切り替えても大丈夫なのか、不安になってしまいますよね。

実は避妊用キャットフードは子猫から老猫まで食べられる全年齢用のものが多く、1歳に満たない子猫でも避妊手術後から与えることができます。

子猫用のキャットフードは基本的に高カロリーなので、避妊手術後は避妊用キャットフードに切り替えることをおすすめします。

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避妊後猫ちゃんへのキャットフードの与え方

では、どんなキャットフードを与えたらよいかわかったところで、次は正しいキャットフードの与え方をみていきましょう!

与え方を間違ってしまうと、どんなによいキャットフードを選んでも消化器症状を起こしてしまったり、食いつきが悪くて結局食べてくれなかったりするので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

キャットフードの切り替え方



まずキャットフードを切り替える時期ですが、避妊手術後1か月を目安にしてください。避妊手術は全身麻酔をかけてお腹にメスを入れますので、手術後しばらくは体を回復させなければなりません。

また、避妊手術後はナイーブになりやすいため、避妊手術後1か月は今までどおりのキャットフードを与えてください。ただし、体重があまりにも増えるようなら、少し早めに切り替えてもいいかもしれませんね。

避妊手術から1か月経ったらいよいよ切り替え始めます。

しかし、急にキャットフードを切り替えてしまうと下痢などの消化器症状を引き起こしてしまうことがあるので、切り替えは1週間くらいかけてゆっくり焦らずに行いましょう。

切り替え初日は以前から与えているキャットフードに新しいキャットフードを少し混ぜ、そこから少しずつ新しいキャットフードに切り替えてみましょう。

<切り替え例>
切り替え1日目 以前のフード:新しいフード=7:3
切り替え2日目 以前のフード:新しいフード=6:4
切り替え3日目 以前のフード:新しいフード=5:5
・・・



キャットフードを与える回数を変える必要はありませんが、給餌量が少なくなったり食欲が増したりする場合には、1日の給餌量は変えずに1日3~4回に分けて与えると満足してくれることがあるのでぜひ試してみてくださいね。

避妊用キャットフードはいつまで与える?

では、避妊用のキャットフードはいつまで与えればよいのかご存知でしょうか?

体重が落ち着いていたり、食いつきが悪くなってきたりすると普通の成猫用のキャットフードに戻してしまいがちですが、年齢を重ねるにつれてさらに体重管理が重要になってきます。

全年齢用であれば一生、成猫用であればシニアになるまで与えていることが理想です。

ただし、なにかの病気になってしまったり、体重管理以外に気を付けなければならないことが生じてしまったりした場合には、獣医師の指示に従ってキャットフードを変更してくださいね。

※ 避妊後用キャットフードでも太ってきたら?

避妊用キャットフードを与えているにもかかわらず太ってきた場合には、まず給餌量が正しいか改めて確認してみてください。給餌量は年齢や体重によって変わるのですが、ずっと同じ量を与え続けてしまう方は決して少なくありませんのでぜひ一度確認してみてください。

体重が増えたからといって給餌量を増やすわけではなく、給餌量は理想体重をもとに計算してみてくださいね。

また、キャットフードを与えるとき、計量カップなどを使って給餌量をきちんと量っていますか?

最初はきちんと量っていた方も、徐々に目分量になってしまうことがありますので、こちらも併せて確認してみましょう。

おやつを与えている方は、キャットフードと併せて1日分の摂取カロリーをオーバーしていないかも確認してくださいね!

これらに問題がなければ、年齢を重ねることで体重が増えたり、あまり動かなくなってしまって消費カロリーが減っている可能性があります。そのため、ダイエットに踏み切るのも一つの手です!

猫じゃらしやボールといったおもちゃで遊ぶ時間を増やしたり、キャットタワーでたくさん上下運動ができるよう、おもちゃなどで誘導したりして運動量を増やしてあげましょう♪

それでも太ってしまう場合は、かかりつけの動物病院を受診してみましょう。猫ちゃんの肥満は病気ととらえられにくいですが、肥満は多くの病気を引き起こす原因になってしまいます。

動物病院では体重の他に体脂肪率を測定してくれたり、それぞれの猫ちゃんに合ったダイエットフードを紹介してくれたりしますので、困ったときはプロの力を借りてみてはいかがでしょうか?

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サイト別!避妊後の猫ちゃん用キャットフードランキング

昨今避妊用キャットフードの種類が非常に多く、成分だけではなかなか選びきれないという方も多いのではないでしょうか。

そこで、売れ筋の避妊用キャットフードと実際の口コミや評判をご紹介していきたいと思います!

Amazon

まずはAmazonで人気の避妊用キャットフードをみていきましょう。

★ 1位 ピュリナワン 避妊・去勢した猫の体重ケア
避妊・去勢後から全ての年齢に ターキー 2.2kg

★ 2位 ピュリナワン 避妊・去勢した猫の体重ケア
避妊・去勢後から全ての年齢に ターキー 4kg

ピュリナワン 避妊・去勢した猫の体重ケア
避妊・去勢後から全ての年齢に ターキー

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★ 3位 ニュートロジャパン ナチュラルチョイス
避妊・去勢猫用 アダルト 白身魚 2kg

ニュートロジャパン ナチュラルチョイス
避妊・去勢猫用 アダルト 白身魚

amazon楽天


★ 4位 サイエンスダイエット
避妊・去勢猫用  避妊・去勢後-6歳  チキン 1.8kg

サイエンスダイエット
避妊・去勢猫用  避妊・去勢後-6歳  チキン

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★ 5位 ベッツプラン (Vets Plan)
猫用 フィーメールケア ドライ 4kg

ベッツプラン 猫用
フィーメールケア ドライ

amazon楽天


1・2位のピュリナワン 避妊・去勢した猫の体重ケアは、体重管理と毛玉ケア、尿pHコントロールができるもので、原材料には低カロリーのターキーが使われています。

便の調子が良くなったという口コミが多くみられ、低カロリーなのに給餌量が多いことから猫ちゃんにも好評なようです。

3位のニュートロジャパン ナチュラルチョイス 避妊・去勢猫用は、低カロリーの白身魚が原材料で、お肉より魚派!の猫ちゃんから支持を集めているよう。

楽天市場

次に楽天市場で人気の避妊用キャットフードをみていきましょう。

★ 1位 ピュリナワン 避妊・去勢した猫の体重ケア
避妊・去勢後から全ての年齢に ターキー 2.2kg

★ 2位 ピュリナワン 避妊・去勢した猫の体重ケア
避妊・去勢後から全ての年齢に ターキー 4kg

ピュリナワン 避妊・去勢した猫の体重ケア
避妊・去勢後から全ての年齢に ターキー

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★ 3位 ニュートロジャパン ナチュラルチョイス
避妊・去勢猫用 アダルト 白身魚 2kg

ニュートロジャパン ナチュラルチョイス
避妊・去勢猫用 アダルト 白身魚

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★ 4位 サイエンスダイエット
避妊・去勢猫用  避妊・去勢後-6歳  チキン 1.8kg

サイエンスダイエット
避妊・去勢猫用  避妊・去勢後-6歳  チキン

amazon楽天


★ 5位 ベッツプラン (Vets Plan)
猫用 フィーメールケア ドライ 500g

ベッツプラン 猫用
フィーメールケア ドライ

amazon楽天


5位は内容量が異なりますが、なんと1位から5位まですべてAmazonと同じということがわかりました!

不動の1・2位のピュリナワン 避妊・去勢した猫の体重ケアの口コミを見てみると、やはり猫ちゃんの食いつきがかなりよく、毛艶がよくなったといったものが多く、お手頃価格というのも人気の理由なようです。

避妊後でも全年齢用キャットフードはOK?

現在、避妊用ではない全年齢用フードを与えている方は多いのではないでしょうか。

しかし、避妊手術をした後に、避妊用ではない全年齢用フードを与え続けても問題がないのか気になりますよね。

そんな方のために、全年齢用フードのメリットや注意したいポイントをご紹介していきたいと思います!

【全年齢用フードのメリット】


避妊手術後に全年齢用フードを与える最大のメリットは、避妊手術の前後でキャットフードを切り替える必要がないということです。

猫ちゃんはただでさえグルメ。それに加え慣れない手術や入院でナイーブになってしまうことがあり、避妊手術後にキャットフードを切り替えてしまうと食いつきが悪くなることも。

また、キャットフードを切り替えることで、下痢などの消化器症状が出てしまうこともあります。手術前後でキャットフードを切り替える必要がないということは、小さいようで大きいメリットと言えるのです。

さらに、全年齢用フードは高品質なものが多いということをご存知でしょうか?

良質なタンパク質がたくさん入っていたり、穀物が入っていなかったりするため、安心して与えられるのはもちろん、猫ちゃんの健康を維持することもできますよ。



【全年齢用フードの注意点】

全年齢用フードを与えるときは「給餌量」に注意が必要です。先ほどからしつこいようですが、避妊手術後は体重管理がとても重要です。

全年齢用フードは体重管理に特化しているわけではありませんので、避妊手術後はキャットフードの量を避妊手術前から1 0%ほど減らして与えるようにしましょう。

それでも体重が増えてくるようなら、手術前から20%ほど減らして与えてみてくださいね。また、1歳になると成猫となり、子猫より必要なカロリー摂取量が少なくなるため、給餌量には十分ご注意ください。

全年齢用フードは体調の管理がしやすいという点で大変おすすめですが、給餌量が減ってしまうと満腹感に欠けるという猫ちゃんもいます。

愛猫ちゃんの性格や好みなどによって避妊用にするか全年齢用にするか検討してみてもよいかもしれませんね。


おわりに

いかがでしたか?避妊手術後のキャットフードに悩んでいた方も、選び方や与え方などがわかり少し安心できたのではないでしょうか。

避妊手術後は体の変化が大きく、猫ちゃんも飼い主さんも悩みが尽きないとは思いますが、少しの工夫で悩みを解決することができます。

また、一番大切なことは愛猫ちゃんに合ったフードを選び、なるべく病気にならないようにしてあげることです。

ここでご紹介した内容をもとに愛猫ちゃんと相談しながら最適なキャットフードを選んで、元気な毎日をお過ごしくださいね!

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管理者

はじめまして。
猫好きアラサー女子、めぐです♩
生まれた時から猫ちゃんに囲まれて過ごしてきた私は、今までにたくさんの出会いと別れを経験してきました。

大切な命であり、家族である猫ちゃんことをもっと知りたい!そして、自身が学んだことを一人でも多くの方にお伝えしたい!!「ネコの隠れ家」にはそんな想いが詰まっています。

ここを訪れれば猫ちゃんのことが何でもわかる、そんな居場所になれればと思いアクセル全開で取り組んでいますので、どうぞよろしくお願いいたします(^ ^)