猫の年齢早見表!人間の年齢に換算すると?年齢ごとの特徴やケア

 

猫は人間に比べると、約4倍もの早さで歳をとっていきます。少し月日が経つだけであっという間に成猫(大人の猫)へと成長し、そしてその後も早いスピードで老いていくのです。

飼い主さんが愛猫の年齢の見積もりを誤ったまま育ててしまうと「愛猫の年齢に合っていない食事をとらせていたせいで、体調や体重に悪影響が出た」なんてことも起こってしまいます。

なので、猫を飼っているのであれば猫の年齢に関する知識をつけておくことはとても大切。そこで気になるのが、猫の加齢スピードです。具体的にどのくらいのスピードで猫は年齢を重ねていくのか、詳しく知りたくないですか?

そこで今回は、猫を飼い始めたばかりの方のために、猫の年齢に関する基礎知識や、各成長ステップに合ったケアの仕方について詳しく記載しました!

私も数年前までは猫に関する知識がとても少なかったので、猫飼い初心者さんの不安なお気持ち、よく分かります。そんな不安な気持ちを解消できる数々の情報を今回まとめてお届けするので、きっとお役に立てる情報も見つかるのではないかと思います。

年齢に合ったケアをすることの重要性

猫も人間と同じように、生まれたばかりの頃はたくさんの栄養が必要ですし、からだが衰えてきたら病気の対策についてしっかりと考えなくてはいけません。

筆者は一時期、とある地域の猫カフェで働いていた関係で、子猫から成猫までさまざまな年齢の猫のお世話をしていたことがありました。そこで、私を含め猫カフェのスタッフ全員が強く意識していたのは「各年齢にあったお世話をする」ということ。

猫たちが現在何歳なのか、子猫の場合は生後何か月目なのかといった情報はスタッフ全員が把握をしていましたし、その年齢を目安にして与えるキャットフードの種類を変えていました。

他にも、まだ若い成猫なのに運動嫌いな猫もいたので、そのような猫に対しては健康のために意識して遊んであげるといった工夫もしていたのです。

猫の年齢を意識しながらお世話をしていたおかげもあり、子猫だった猫は問題を抱えることなく成長していきましたし、成猫になってからも健康を維持している猫が圧倒的に多かったです。

猫の年齢を意識しそれに合ったケアをするということは、猫の健康をサポートしてあげることに大きく関わるため、とても重要だといえるでしょう。

猫の年齢を人間の年齢に換算!

猫の年齢を人間の年齢に換算した一覧表を作成したので、まずは具体的な猫の加齢スピードについて把握しておきましょう。

以下の一覧表にある「人間の年齢に換算した場合」の項目に書かれている数字は、おおよその年齢です。また「室内飼いをしている」という前提条件がある上での目安ということを念頭に置いた上で参考にしてくださいね。

猫の年齢 人間の年齢に
換算した場合
(
室内飼いの場合)
猫のライフステージ
0歳 0歳 成長期
生後1週間 生後1ヶ月
生後2~3週間 生後6ヶ月
生後1か月 1歳
生後2か月 3歳
生後3か月 5歳
生後6か月 9歳
生後9か月 13歳
1歳 17歳 維持期
1歳半 20歳
2歳 23歳
3歳 28歳
4歳 32歳
5歳 36歳
6歳 40歳
7歳 44歳
8歳 48歳 高齢期
9歳 52歳
10歳 56歳
11歳 60歳
12歳 64歳
13歳 68歳
14歳 72歳
15歳 76歳
16歳 80歳
17歳 84歳 超高齢期
18歳 88歳
19歳 92歳
20歳 96歳

参考資料:Cat Press
参考資料:SWEET CAT

上記の表を見てもらえば、猫がとても早いスピードで加齢していくことがお分かりいただけたかと思います。

人間にとって20歳といったら「ようやく大人の仲間入り」という段階ですが、猫にとっての20歳は「いつお別れが訪れてもおかしくない」という段階に該当します。

そもそも20年以上生きられる猫の割合は少なく、室内飼いの猫だと15歳が平均寿命だといわれているため、人間と比較をすると猫の寿命は非常に短いのです。

また、上記の表にもあるように、猫のライフステージは4つに分類ができるということをご存じでしょうか。0~12カ月目が「成長期」、1~7歳が「維持期」、7~17歳が「高齢期」、そして17歳以上の年齢が「超高齢期」に当たります。

猫を飼っているのであれば、それぞれのライフステージに関する知識をつけておくことも大切です。なぜなら、ライフステージごとで猫の身体的な特徴やケアの仕方が大きく変わるからです。

そこで、年齢(ライフステージ)ごとにどのような特徴があるのか、そして具体的にどのようなケアをすべきなのか、以下の項目で詳しく解説をしていきます。

成長期猫(0~12カ月)の特徴やケアの方法

生後0~1週間程度の子猫は、まだ目も開いていない状態で母猫の近くにいて眠っていることが多いです。

しかし、生後2週間も経つと目が開いてきて子猫は徐々に歩けるようになっていき、生後1か月になると子猫は猫用トイレでの排泄が自分でできるようになり、活発に動き回るようになるのです。生後7~9か月目に入るとからだがさらに成熟し、人間でいうところの「思春期」に突入します。

この頃に入ったら去勢手術や避妊手術を受けさせるかどうか、飼い主さんは検討をしましょう。

【成長期の猫の体重】

生まれたばかりの子猫の体重は、品種にもよりますが約100~120gしかありません。

しかし、そこからすぐにからだのサイズが大きくなっていき、1歳の誕生日を迎える頃には約3.5~4.5kgの重さに増えます。

【成長期の猫に合った食事とは】

生後0週間~1か月目くらいまでの子猫は、母乳を主なエネルギー源としています。しかし、3週間目頃から少しずつ歯が生えてくるため、歯の生え始めが確認できたら、徐々に離乳食へと移行しましょう。

生後2か月目にもなると歯が全部生えそろってくるため、離乳食から子猫用のドライフードへと変えていきます。

離乳食からいきなりドライフードへ移行させると、子猫が戸惑ってしまう可能性があるため、最初のうちはお湯で柔らかくふやかしたドライフードを与えて慣れさせる方法がおすすめです。

成長期の子猫は、からだを成長させるためにたくさんの栄養を必要としているので、たくさんご飯を食べさせてあげましょう。

「あまりキャットフードを与えすぎると、肥満になってしまうのでは?」と不安になるかもしれませんが、成長期に深刻な肥満状態になることはないため、その点においては心配しなくて大丈夫です。

【成長期の猫がかかりやすい病気】

成長期の子猫は、成猫に比べるとからだの機能が未熟で免疫力が高くありません。そのため、ウイルスや細菌によって引き起こされる感染症には特に注意が必要です。

子猫が生まれて一番初めに飲む母乳には、子猫のからだを守る免疫が含まれていますが、母乳による免疫効果は生後7~8週間程度しか持続ないので、生後7~8週間程度経ったら猫の免疫力を補うためのワクチンを動物病院で接種します。

猫が受けられるワクチンにはさまざまな種類があります。特に、猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症という病気が予防できる「3種混合ワクチン」を受けさせる飼い主さんは多いです。

維持期猫(1歳~7歳)の特徴やケアの方法

猫が1歳の誕生日を迎えたら、立派な成猫の仲間入りです。1歳を過ぎるとオス猫とメス猫は交尾ができるようになり、メス猫は妊娠もできます。

個体差もありますが、4歳くらいまでの猫は基本的に活発に動く傾向にあり、おもちゃで遊んだり、外で遊びまわったりすることに興味を示します。

5歳頃からは徐々に体力の低下が見られ、落ち着きのある猫へと変化していくことが多いです。

【維持期の猫の体重】

維持期に該当する猫の平均体重は、約3.5~4.5kgといわれています。

ただし、メインクーンやラグドール、ノルウェージャンフォレストキャットといった大型猫の場合は、この平均体重を大きく上回ることもあります。

大型猫だとオス猫で約8kg、メス猫で約5kgになる場合もあるため、「○kgが猫の平均体重」と断言することはできません。

【維持期の猫に合った食事とは

維持期に該当する猫は「成猫用」と記載されているキャットフードを与えましょう。

子猫の頃はからだの成長のためにキャットフードをたくさん与えている飼い主さんも多いですが、維持期に入るとからだの成長はストップします。そのため、子猫の時と同じ感覚でたくさんキャットフードを与えてしまうと肥満の原因になるため、注意が必要です。

成猫用のキャットフードのパッケージに適切な給餌量が記載されているため、その記載に従ってキャットフードの給餌量を決めましょう。

また、塩分やミネラルといった腎臓に負担をかける成分が少ない食事をとらせることが重要です。

塩分やミネラルの過剰摂取は後述する慢性腎不全や下部泌尿器症候群といった病気の原因にもなりかねないので、若いうちから病気の対策をしておくことにより、高齢期や超高齢期の健康状態が大きく変わっていきます。

【維持期の猫がかかりやすい病気】

成猫になってからかかりやすい代表的な病気は、下部泌尿器症候群や慢性腎不全などが挙げられます。下部泌尿器症候群は、尿の通り道や膀胱に「結石」という小さな石が詰まってしまい、排泄障害を起こす病気です。

「しっかりと水分補給をしていない」「マグネシウムの多いキャットフードを与えている」といった原因によって引き起こされる病気なので、水分補給をしているか日頃からチェックしたり、低マグネシウムのキャットフードを与えたりすることが予防に繋がります。

慢性腎不全は、腎臓の機能が徐々に衰えていき、末期状態になると腎臓が全く機能しなくなるという病気です。猫は腎臓が弱い生き物なので、年齢とともに腎臓への負担は大きくなる傾向にあります。

これも先述した塩分やミネラルの少ない食事を心がけることによって、ある程度予防することが可能です。また、成猫になった後も、年に1度の頻度でワクチン接種を動物病院に受けにいき、免疫力を高めておくことをおすすめします。

高齢期と超高齢期猫(7歳~17歳以上)の特徴やケアの方法

猫が高齢期に入ったら、老猫の仲間入りです。高齢期と超高齢期では、共通するケアの仕方や特徴が多いため、一緒にまとめて解説をします。

高齢期や超高齢期に該当する猫は、成猫だった頃に比べると体力が衰えるのです。高齢期に入ったばかりの猫は睡眠時間が以前よりも増え、歯が抜けたり、顔周りに白髪ができたり、高齢期の頃よりもさらに体力が落ちてじっとしている時間が増えるのです。

ちなみに21歳を超える猫はそう多くはいないので、ここまでくると「長生き猫」ということで、ちょっとした話題になる可能性もあります。

【高齢期と超高齢期の猫の体重】

理想としては、成猫の時の適正体重(約3.5~4.5kg)を高齢期や超高齢期でも維持することが好ましいですが、老猫になってから成猫の時よりも体重が軽くなる猫は多くいます。

老猫になると食べる量も必然的に減ってくるため、単なる老化で瘦せる可能性はあるでしょう。

しかし、なかには老化が原因ではなく病気のせいで瘦せるケースもあるため、老猫の体重はこまめに計っておき、あまりにも瘦せるようであれば、動物病院に連れていくことをおすすめします。

目安としては、成猫の時の適正体重よりも5%以上減っていたら動物病院に連れて行った方がよいです。

【高齢期と超高齢期の猫に合った食事とは】

高齢期や超高齢期の猫には「シニア用」と記載されているキャットフードを与えましょう。シニア用のキャットフードは、老化で弱りやすい腎臓や心臓のケアを考慮して作られています。

また「シニア用」のキャットフードを選ぶ際は、猫のエネルギー源となるタンパク質が豊富なキャットフードを選ぶことをおすすめします。

高齢期や超高齢期の猫は、体力が落ちるのと同時に食べる量も減るため、少ない給餌量で十分なエネルギー補給をすることが重要なのです。

【高齢期と超高齢期の猫がかかりやすい病気】

高齢期や超高齢期の猫になると、下部泌尿器症候群や慢性腎不全に加え、糖尿病や心臓病といった生活習慣病にかかるリスクも上がります。そのため、先述したシニア猫向けの食事を与えることは、猫のからだをケアする上でとても重要です。

シニア猫向けのキャットフードは、生活習慣病の予防も考慮して作られています。また、病気を予防するのであれば、毎日適度に運動させることもおすすめ。1日10分程度でよいので、猫用おもちゃで遊んであげましょう。

ただし、すでに持病でからだが弱っている猫や、超高齢期に入って動くことさえ辛そうな猫は、無理に運動をさせるとかえって体調を崩す可能性があるので、猫の様子を見ながら無理のない範囲で遊んであげることが大きなポイントです。

年齢別おすすめキャットフード

猫を飼っているのであれば、猫の年齢に関する知識やケアの方法を覚えておくことは必須です。猫が小さいうちからそのことを意識して育てていれば、猫が長生きしてくれる可能性も高まることでしょう。

特に、食事に関する管理はとても重要です。毎日与える食事は、猫のからだの状態に直結しますからね。

各ライフステージに合ったキャットフードのURLを以下に貼っていますので、今まで猫の年齢をあまり意識していなかった飼い主さんは、ぜひ参考にしてみてください。もしかしたら、愛猫にぴったりのキャットフードが見つかるかもしれませんよ。

成長期におすすめのキャットフード

★ ピュリナワン 1歳までの子ねこ用/妊娠・授乳期の母猫用 チキン味
★ ロイヤルカナン 子猫用

維持期におすすめのキャットフード

★ ピュリナワン 成猫用(1歳以上) 美味を求める成猫用 チキン味
★ ヒルズのサイエンス・ダイエット キャットフード チキン味

高齢期と超高齢期におすすめのキャットフード

★ ヒルズのサイエンス・ダイエット キャットフード 7歳以上 肥満傾向の高齢猫用
★ ピュリナワン 高齢猫用(15歳以上) 長生き猫の健康維持 チキン味

おわりに

いかがだったでしょうか。

猫と人間の時間の流れかたは全く違います。つい最近まで子猫だったのに、いつの間にか飼い主さんの年齢を追い越してしまいます。

愛猫のライフステージに合わせた適切な食事やケアを飼い主さんがしっかりと理解し、いつまでも幸せに楽しく過ごしてくださいね♩

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大切な命であり、家族である猫ちゃんことをもっと知りたい!そして、自身が学んだことを一人でも多くの方にお伝えしたい!!「ネコの隠れ家」にはそんな想いが詰まっています。

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